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Adobe Fireflyとは?最新の生成AI?機能や使い方、著作権や商用利用について徹底解説!

2023.12.27
Adobe Firefly

皆さんはAdobe Fireflyをご存じですか?Adobe FireflyはあのAdobeが提供する生成AIです。PDFなどでおなじみのAdobeが提供する生成AIとはどのようなものなのか、気になる方も多いはずです。

今回はAdobe Fireflyにスポットを当て、Adobe FireflyとはどのようなAIかを深堀りしていきます。

Adobe Fireflyとは?

Adobe Firefly

ここからはAdobe Fireflyとは何かについてご紹介していきます。

画像が作れる生成AI

Adobe Fireflyは画像生成を中心に行ってくれる生成AIです。コンセプトとしては、「誰でも自分のアイデアをイメージ通りに表現できるべき」というものがあり、Adobe Fireflyはまさにそれを体現した生成AIです。

Adobe自体は開発を40年以上行ってきており、その間様々なテクノロジーを実践してきました。Adobe Fireflyはその集大成のようなものと言えるでしょう。

Adobeの機能を強化してくれる存在

Adobeは動画編集など様々な場面で用いられており、Adobeの存在は近年より知られるようになりました。Adobeには多くの製品、ツールがありますが、Adobe Fireflyはこれらのツールを補完してくれる存在になるとされています。

動画や画像など世の中に発表していくものを作り出してくれることで、さらに魅力的なコンテンツを発信できるという点ではAdobeの魅力、機能をより強化してくれるという点で注目されています。

Adobe Fireflyは最新の生成AI?

Adobe Firefly

Adobe Fireflyは今年に入り、既にAdobe Fireflyの拡張につながるモデルを積極的に打ち出しています。2023年10月に発表されたのが「Adobe Firefly Image 2 Model」です。これまでのAdobe Fireflyの品質を大幅にアップさせた仕様になっており、正式リリースからわずか1か月ほどでバージョンアップを果たしました。

こうしたことからもわかる通り、Adobe Fireflyは細心の生成AIと言えるほか、短期間でバージョンアップを重ね続けています。Adobe Fireflyでできることも増えており、テキストからベクターを作る機能なども登場するなど、進化は止まりません。

Adobe Fireflyが持つ機能

Adobe Firefly

ここからはAdobe Firefly Imageが持つ機能についてご紹介していきます。

ネガティブプロンプト

ネガティブプロンプトは、プロンプトを使う際に避ける言葉を指定して、より細かくコントロールすることができる機能です。画像が生成される際に、特定の背景や人物、カラーが使われることがあります。

例えば夕日が沈む状況において、人物を除外したいという時にはプロンプトに入力すれば人物が消えた形で画像生成を行います。せっかくの素晴らしい画像が台無しになるような要素を少しでも避ける狙いがネガティブプロンプト機能にあります。

プロンプト候補の表示

Adobe Firefly

実際に画像生成を行う中で、プロンプトの候補が表示されます。生成してみて、あの要素も入れたい、この要素も入れたいというものが出てきますが、Adobe Fireflyではその候補を出してくれます。

その上で候補として出されたプロンプトを加えながら画像を作っていくことができます。Adobe Fireflyをより使いやすくした機能であるとともに、ユーザーのサポートにもつながりやすいでしょう。

Adobe Fireflyの使い方

Adobe Firefly

Adobe Fireflyで画像生成を行うにはどうすればいいのか、その使い方をご紹介していきます。

英語でプロンプトを書く

Adobe Fireflyは海外企業であるAdobeが開発したとあって基本的には英語でプロンプトを書いていきます。日本語でも対応していますが、英語の方がよさそうであれば両方でチャレンジしてみることをおすすめします。

英語もしくは日本語でプロンプトを書いたら画像を生成します。すると、画像がいくつか表示され、色やエフェクトなどの微調整を行って画像の保存を行います。

エフェクト選びで仕上がりは異なる

Adobe Firefly

Adobe Fireflyの画像は色々なパターンがあり、明らかにエフェクトで仕上がりが変化します。例えば、写真のような仕上がりにしたい場合は「Photo」を選びますが、見るからに写真っぽさがあります。

一方、「Graphic」にすると明らかにグラフィックな仕上がりになります。同じ画像でありながら出力の仕方を変えるだけで全く異なる仕上がりになるため、画像生成AIとしてはとてもユニークと言えます。

写真を塗りつぶす場合

Adobe Fireflyには「生成塗りつぶし」もありますが、この場合は画像を取り込むところから始めます。そして、どの部分を塗りつぶしたいのかを決めた上で塗りつぶしていきます。この機能自体はPhotoshopでも行えますが、Adobe Fireflyでも手軽に利用できるのが特徴的です。

Adobe Fireflyに関する著作権や商用利用について

Adobe Firefly

Adobe Fireflyで最も注目されているのが著作権や商用利用に関することです。どのようなことに注目が集まったのかをご紹介します。

許諾を得られた画像だけ使える

Adobe Fireflyが注目を集めたのは、Adobe Fireflyが著作権の許諾を得られたものを中心に利用できる点です。画像生成でしばしば問題になるのが、元となる画像そのものに著作権が関与するのかという問題でした。

企業としては後々になって著作権を主張されても大変なため、画像生成には二の足を踏むケースが少なくありませんでした。その点、Adobe Fireflyは画像生成の素材に使ってもいいと許諾されたものや既に著作権の期限が切れたもの、オープンライセンスのものだけを使用できるようにしています。

そのため、Adobe Fireflyを使用して画像を作り出しても後で著作権を主張されることがないので安心して利用できます。

商用利用も認められている

Adobe Firefly

さらにAdobe Fireflyでは商用利用が認められています。Adobe Fireflyには無料版や有料版があり、有料版だけ商用利用が認められているケースはよくありますが、無料版でも商用利用は認められているのが特徴的です。

当初は商用利用はできないとされていましたが、ベータ版の時点での話で、正式にAdobe Fireflyがリリースされた2023年9月13日からは商用利用が認められています。

無料と有料を分けるのは画像生成が行える回数です。とはいえ、無料であっても一定回数までは利用でき、商用利用が認められていることから、無料で事足りる人にとっては非常に便利なツールと言えるでしょう。

Adobe Fireflyを使うメリット・デメリット

Adobe Firefly

Adobe Fireflyを使うメリットやデメリットにはどのようなものがあるのかを最後にご紹介します。

Adobe Fireflyを使うメリット

Adobe Fireflyを使うメリットはやはり著作権の問題が大きいと言えます。日本における画像生成AIなどの著作権に関して、「著作物に表現された思想または感情の享受を目的としない場合」に著作物の利用が可能となるという著作権法第30条の4の規定があります。

著作物を見て様々な欲求が満たされることを思想または感情の享受と言います。学習モデルとして使う分には何ら問題はないというのが今のルールですが、だからといって、何でも利用できるわけではありません。

その点、Adobe Fireflyは最初から著作権の問題をクリアした画像しか学習データとして使っていません。いわば著作権フリーの素材を中心に画像を生成するAIと言えます。そのあたりの安心感がAdobe Fireflyを使うメリットと言えるでしょう。

Adobe Fireflyを使うデメリット

Adobe Fireflyを使うデメリットは、「生成クレジット」についてです。生成クレジットは早い話が使用回数のことで、無料版では月間25回、有料版だと最大1000回の利用が可能です。

画像生成では試行錯誤が必要であり、その中でいいものを作り出していきます。しかし、試行錯誤のたびに使用回数はみるみる減っていき、いいものを作り出した時にはほとんど生成クレジットが残っていなかったということも十分に考えられます。

ちなみに生成クレジットの回数は今後購入して追加できる予定ですが、その金額がいくらになるかは明らかになっていません。Adobe Fireflyは確かに便利な機能ですが、費用によってはなかなか手を出しにくい値段になるかもしれません。

Adobe Fireflyが仮に他の画像生成AIに負けてしまうとすれば、使用回数の問題が考えられます。しかしながら、Adobeは今後生成クレジットの数を増やすことを示唆するほか、生成クレジットの数に関係なく利用できる可能性もあり得るでしょう。

まとめ

Adobe Fireflyの最新版は見るからにレベルが上がっており、もはや写真ではないかと見間違うものも出てきています。今後写真かAIかを見極めることも難しく、あとは画像のクオリティ、画像を構成するもので判断するしかなくなります。それくらいAdobe Fireflyは高性能です。

一方、生成クレジットの問題などコスト的にどれくらい効果に期待ができるものなのか、まだまだサービスが開始されて間もないAIだからこそ、Adobe Fireflyには注目していかなければなりません。

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