Perplexity AIとは何?徹底解説|特徴や日本語での使い方、Chat GPTとの違いについて
INDEX
- Perplexity AIとは何?
- ネット上から情報を集めるAI
- Perplexity AIの意味
- Perplexityは機械学習に出てくる言葉
- Perplexity AIの特徴は?
- ソース元が示されている
- 検索範囲を狭められる
- 自動的に要約してくれる
- Perplexity AIの日本語での使い方
- 公式サイトにアクセスしてチャット欄に質問を投げかける
- たまに英語で返ってくることもあるけど大丈夫
- Perplexity AIの有料版は何ができる?
- Copiliotの利用回数
- Discordでのサポートと気になる料金
- Perplexity AIとChat GPTとの違いについて
- 検索に強いPerplexity AI
- GPT-4について
- Perplexity AIを使う上での注意点
- まとめ
- さらに、今注目を集める生成AIリスキリングの第一歩を。生成AIパスポートとは?
皆さんはPerplexity AIをご存じですか?Perplexity AIは日本語にも対応しているAIです。その最大の特徴は対話型なのですが、いったいどのようなAIなのか、気になる方も多いはずです。
本記事ではPerplexity AIにスポットを当て、Perplexity AIの特徴やChatGPTとの違いなどをご紹介します。
Perplexity AIとは何?
Perplexity AIとはどういうものなのか、基本的な情報を中心にご紹介していきます。
ネット上から情報を集めるAI
Perplexity AIはネット上から情報を集めて質問に答えていく対話型のAIです。調べたいことがある際にGoogleやYahooなどの検索エンジンを使わなくてもPerplexity AIの中で質問を投げかけていけばそこで答えが出ます。
Perplexity AIの意味
Perplexity AIのPerplexityとは、当惑や混乱などを意味します。Perplexity AIが当惑や混乱をもたらすわけではなく、当惑や混乱するような場面においてPerplexity AIを使えば解決するという意味合いが込められていると思われます。
Perplexityは機械学習に出てくる言葉
Perplexity AIは機械学習などで出てくる言葉であり、次の言葉を予測する際の能力値をチェックする際に使われます。Perplexityの数字が低いと当惑や混乱が少ない状態と言えます。
Perplexity AIの特徴は?
Perplexity AIの特徴にはどのようなものがあるのか、Perplexity AIの特徴をまとめました。
ソース元が示されている
Perplexity AIの特徴としてソース元が示されていることが挙げられます。対話型のAIの中にはPerplexity AIと同じように調べてくれたことを示してくれるものも多くあります。しかし、その情報はどこからの情報なのかと疑問に思うことも珍しくないでしょう。
Perplexity AIの場合はソース元が示されているため、どこからの情報を参考にしたのかが一目瞭然です。万が一信ぴょう性に欠けるサイトをソースにしていた際には疑ってかかることもできます。もちろん、確かなソース元であれば、信ぴょう性は高く、安心して受け取れます。
検索範囲を狭められる
Perplexity AIでは検索範囲を狭めて指定することが可能です。例えば、WikipediaならばWikipediaの範囲の中に絞って調べられます。分かりやすい例でWikipediaを出しましたが、例えば学術論文で調べていくことで、自分自身が調べたい研究のことをすぐに見つけ出して、活用することも可能です。
自動的に要約してくれる
Perplexity AIでは自動的に要約する機能がついています。要するにここでは何が言いたいのかと、書かれていることを瞬時に知りたいと思うことは多々あります。Perplexity AIはその要約を自動的に行ってくれるため、調べたいことをすぐに取り込めるようになっています。
こうした要約は他の対話型AIなどでもできないわけではないですが、最初から要約をしてくれるのはとても便利であり、ダラダラと長文を読む手間も省けます。
Perplexity AIの日本語での使い方
Perplexity AIは多言語対応をしており、もちろんのことながら日本語でも使うことができます。日本語での使い方についてご紹介します。
公式サイトにアクセスしてチャット欄に質問を投げかける
Perplexity AIの魅力は会員登録をせず、無料で始められる点です。この後ご紹介する有料版の使用を検討する方にとっても、まずはPerplexity AIとはどのような性能なのかを確かめていく上で便利です。
画面上にチャット欄が出てくるため、後は調べたいことを日本語で入力するだけです。結果は日本語で返ってくるため、何が書かれているかわからないと困惑することもないでしょう。
たまに英語で返ってくることもあるけど大丈夫
Perplexity AIは海外のAIなので、時に日本語で質問したのに英語で返ってくることがあります。この場合はPerplexity AIに指示を出して日本語で答えてもらうことができるので心配はいりません。
ちなみにPerplexity AIは大半が英語表記で、何が書かれているかわからないと感じる人もいるはずです。その場合はページを翻訳する機能を使うことで対応することができます。
Perplexity AIの有料版は何ができる?
先ほどもご紹介したPerplexity AIの有料版ですが、無料版とは違って何ができるのか、料金も含めてご紹介していきます。
Copiliotの利用回数
Perplexity AIではCopiliotというAIが使えます。意味合いは副操縦士で、パイロットであるユーザーのサポートを行うことが明確に示されています。最大の特徴はPerplexity AIのGPT-3.5を超えるGPT-4が使えることやコードの生成、画像生成などが利用できる点です。
高性能なCopiliotですが、実はPerplexity AIの無料版でも使用は可能です。ただし回数に制限があるのが特徴的で、無料版では4時間おきに5回までとなっています。積極的に使うには心もとない回数ですが、有料版となると300回以上の使用ができるようになります。
またファイルをアップロードする回数も有料版では無制限になるため、色々聞きたいことがある方にとっては魅力的でしょう。
Discordでのサポートと気になる料金
Perplexity AIでは有料版には2種類あり、毎月の利用料を支払うか年払いにするかの2つがあります。毎月の支払いでは20ドル、年払いでは200ドルと年払いの方が40ドル安くなる計算で、しかも年払いではDiscordでのサポートもついてきます。
Perplexity AIを積極的に活用していきたい方は、年払いで契約を行い、最大限サポートを活用しながら使っていくのがいいでしょう。
Perplexity AIとChat GPTとの違いについて
ここまでPerplexity AIについてご紹介してきましたが、多くの方が気になるのはPerplexity AIとChatGPTの違いについてです。同じようなことができる2つのAIの違いとは何かをご紹介します。
検索に強いPerplexity AI
Perplexity AIは検索に強いため、最新の情報をソース元にして提示してくれます。その点、ChatGPTは若干タイムラグがあり、最新の情報とは言い難い情報を提示することがあります。
普遍的な情報であれば何ら問題はありませんが、時事的な話題や制度変更が起こりやすい話題などではPerplexity AIが圧倒的に使いやすいと言えます。
またソース元の提示もPerplexity AIは最初から行ってくれる一方、ChatGPTは事前に指示を出さないとしてもらえません。その点の親切さではPerplexity AIに軍配が上がります。
GPT-4について
Perplexity AIではGPT-4を無料でも限定的な回数ではあるものの使うことができます。ChatGPTでは有料プランでないと使えません。無料でGPT-4のすごさを体感したい方にPerplexity AIはおすすめと言えるでしょう。
その他での比較は基本的に大きな差は見られませんが、情報の新鮮度などを考えるとChatGPTよりもPerplexity AIの方が上と言えそうです。
Perplexity AIを使う上での注意点
Perplexity AIを使う上での注意点もご紹介します。ソース元があるとはいえ、やはり情報の信ぴょう性を吟味することが求められます。ソース元があることで吟味がしやすいことはメリットですが、ソース元があるから絶対に正しいということでもないので、注意が必要です。
また日本語に対応しているとはいえ、若干日本語に弱さが見られ、時折疑問符がつくことや英語で返ってくることもあります。世界中の言語において日本語は難しい部類に入るため、仕方ない部分でもありますが、その点はChatGPTにやや後れをとる要素です。
そして、Perplexity AIは初心者向けというよりは、ある程度ChatGPTに使い慣れた人が使っていくべきAIと言われています。基本的な使い方を学んだ上でPerplexity AIを使っていくことでより活用しやすくなるのです。
ただ注意点として致命的なものはほとんどなく、メリットの方が多いのも明らかです。あとはPerplexity AIに慣れるかどうかなので、不安な方はChatGPTから実践してみるのもいいでしょう。
まとめ
Perplexity AIはChatGPTよりも優れている部分が多く、人気先行状態のChatGPTと比べるとこちらの方が実力上位であり、今後色々な場面でPerplexity AIの名前を聞くことになるでしょう。
一方で、Perplexity AIは初心者には使いこなせない要素や英語ばかりで分からないなどの要素もあるため、まだまだ発展途上なAIとも言えます。今後Perplexity AIが進化をしていけば、ChatGPTから置き換わっていくことも十分に考えられるため、Perplexity AIの動向に注目していきましょう。
さらに、今注目を集める生成AIリスキリングの第一歩を。生成AIパスポートとは?
生成AIパスポートは、一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)が提供する、AI初心者のために誕生した、生成AIリスクを予防する資格試験です。AIを活用したコンテンツ生成の具体的な方法や事例に加え、企業のコンプライアンスに関わる個人情報保護、著作権侵害、商用利用可否といった注意点などを学ぶことができます。
⽣成AIの台頭により、AIはエンジニアやデータサイエンティストといった技術職の方々だけではなく誰もがAIを使えるようになりました。今、私たちがインターネットを当たり前に活用していることと同様に、誰もが生成AIを当たり前に活用する未来が訪れるでしょう。
そのような社会では、採用や取引の場面で、生成AIを安全に活用できる企業・人材であることが選ばれる前提条件になり「生成AIレベルの証明」が求められることが予測できます。生成AIパスポート試験に合格すると、合格証書が発行されるため、自身が生成AIを安全に活用するためのリテラシーを有する人材であることを、客観的な評価として可視化することが可能です。
ぜひあなたも生成AIレベルを証明し「生成AI人材」に仲間入りしましょう!